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2018.12.26

【学生の日々】「GEIBUN 10」卒業研究・制作紹介! 建築デザインコース 高橋 智章

「GEIBUN 10」卒業研究・制作紹介!
芸術文化学部 建築デザインコース 高橋智章
卒展「GEIBUN 10」に向けて、研究・制作を進めている学生に、学生の視点でインタビューいたしました。それぞれの学生の取り組みをご覧ください。

≪ GEIBUN10 インタビュー NO.3 ≫
3番目のインタビューは、建築デザインコース大氏研究室の高橋智章さんです。

Q.研究内容を教えてください。
A. 団地のイメージ刷新に取り組んでいます。団地は建設当初、労働者階級の家の大量供給や住宅難の解消を目的として、高度経済成長期に多く建設されました。しかし、現在における団地の役割は、ヒアリング調査より、後期高齢者の住まいの“最後の砦”へと実質的に変化していることが分かりました。高齢者にとって必要な団地を残すために延命という手法を提案して、団地が建設された当初の目的や役割のずれを、コミュニティや住環境などの側面から,現代にフィットさせたいと思っています。

Q.この研究をはじめるきっかけはなんですか?
A.僕は玄関から設計対象の下赤江団地が見える集合住宅に住んでいました。建築を勉強するにつれて団地という形式に関心を持ち、自分の心象風景である、その団地をより良くするためにはどうしたら良いかと思ったのがきっかけですね。

Q.一番大変だったことはなんですか?
A.全部大変です。でも全部楽しいかな!

Q.ヒアリング調査はどうやってやったの?
A.アンケート用紙を作って、全住戸訪ねて2日間40数人に聞き取りをしました。中には、とても親切な方がいて、おにぎりとお茶をごちそうしてくださいました!

Q.いまの進歩状況は?
A.中間発表が終わり、考えなければいけないことが色々と分かってきました。住む高齢者と転居してくる人のためにどんな設計をしたら良いか熟考していきたいと思います。これからが正念場ですね。

Q. 注目して欲しい点は?
A. 団地の生まれ変わりをみてほしいですね。団地のイメージを刷新してしまうかのようなものを提示したいと思っています。

丁寧に真剣に向き合っている姿が印象的でした。
高橋さん、インタビューありがとうございました!

[取材・写真・文・編集]
卒展キュレーター委員会 (2018年12月1日)

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