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2018.12.26

【学生の日々】「GEIBUN 10」卒業研究・制作紹介! デザイン情報コース 島田 瑞季

「GEIBUN 10」卒業研究・制作紹介!
芸術文化学部 デザイン情報コース 島田瑞季
卒展「GEIBUN 10」に向けて、研究・制作を進めている学生に、学生の視点でインタビューいたしました。それぞれの学生の取り組みをご覧ください。

《 GEIBUN10 インタビュー NO.4 》
今回のインタビューはデザイン情報コース有田ゼミの島田瑞季さんです。

Q. 卒業研究のテーマを教えてください。
A.「ゆうぞら駅市のブランディング」です。

Q. ゆうぞら駅市とはどんなイベントですか。
A. ゆうぞら駅市は、5〜10月のプレミアムフライデーに富山駅南口駅前広場で行われる「富山の生産者×富山駅前」の市場です。毎回30前後の店舗が出店し、地場野菜や農産加工物など様々な種類の商品が並びます。

Q. この研究を始めたきっかけは何ですか。
A. 元々、富山の地域活性化を卒業研究のテーマにしたいと考えていました。そんなときに話に上がったのが、ゆうぞら駅市です。実は2年ほど前から行われていたイベントでしたが、2018年の開催に向けて、デザイン面でも一緒に盛り上げる人を探していると富山市の活力都市創造部富山駅周辺整備課の方に声をかけていただき、テーマにしました。

Q. 具体的にはどのようなことをしているのですか。
A. イベントの開催が5〜10月なのですが、メインビジュアルの枠組みを5月に決定しその後はメインビジュアルの修正やイベントを盛り上げるためのアイテムの制作を行いました。毎月の報告会も行い、そこでアイテム等の制作物の提案を行っていました。

Q. イベントを盛り上げるためのアイテムというと?
A. 商品に付ける全店舗共通のタグや店舗やイベントの看板、スタッフ用のエプロン等です。スタッフTシャツは既にあったのですが、当日、スタッフが手渡されてすぐに身に付けられるものをと思い、食関連の商品も多いことからオリジナルエプロンを制作しました。アイテムを増やすごとに、イベント全体としての統一感が生まれたと思います。

Q. 制作の上で難しかったことは?
A. 頭で考えることと、実際に形にすることは全然違うことを実感しました。富山市役所の方やボランティアスタッフの方からの意見を聞きながら制作を進めることは大変でしたが、使用する人達から直接意見をもらうことで、自分よがりなものではなく皆に喜んで使ってもらえるものを作れたと思います。自分の作ったものを目の前で実際に使ってもらえることがすごく嬉しかったです。今回制作したスタッフエプロンや他のアイテムは今後のイベントでも使ってもらえる予定です。

Q. 制作の際に重視していたことはありますか。
A. どうしたらイベントスタッフのモチベーションをアップさせられるかを考えていました。というのも、ゆうぞら駅市に関わってみて、このイベントが”人の力で動いているイベント”であることを強く感じたんです。主要な運営スタッフ数人とボランティアスタッフで、出店者への連絡はもちろん、宣伝や当日のテントの準備までたくさんの作業を行うのは本当に大変なことです。最初は外部へのアピールばかり考えていましたが、関わっていく中で、その人達にイベントを楽しんでもらいたい、今後もイベントを持続させていくためにできることはないだろうかという想いが強くなりました。

Q. 今後は?
A. 今、来年度への提案を考えているんです。最終的なメインビジュアルはもちろん、今後も市役所の方達で情報を書き換えて使っていけるようにデータを整えています。アイテムもずっと使えるものを制作したので、ゆうぞら駅市が長く続くイベントになってくれると嬉しいですね。

ありがとうございました!展示では来年度に向けたビジュアルや実際の制作物、イベント当日の写真を展示予定だそうです。是非、ご注目ください!

[取材・写真・文・編集]
卒展キュレーター委員会 (2018年12月5日)

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