2018.02.13
【公開講座】「文化財修復に関する講演」の開催
文化財修復に関する講演
「文化財修復の概念と修復事例」
※申込不要、一般聴講可
今回は漆芸の文化財修復の第一人者、松本達弥氏を講師に迎え、講演会と実演を交えた二部構成で開催いたします。松本氏は国内外の名品を数多く修復されております。同時に、作家として彫漆技法を専門とし作品をつくり続けて来られました。
県内三行事を含む、全国的三十三の「山・鉾・屋台行事」が世界遺産に登録されました。民族文化財を含めた文化財の修復に注目が集まり、その在り方や活用方法が話題となっています。今回は、これから国の内外を問わず必要性が増していく文化財修復の概念、現状などを修復事例を交えながら、お話しいただきます。また、「麦漆接着と圧着法」の実演を通して文字だけでは理解の難しい修復技術を披露していただきます。
漆芸分野の関係者だけではなく、文化財の保存修復、祭りなどの文化財活用にご興味のある方を含め、広くご参加頂ければとおもいます。この地域の今後の文化財のあり方を考える上で有意義な講演会になる事を期待し、ご案内申し上げます。
[講師]
松本 達弥 氏(日本工芸会正会員、漆芸文化財修復に従事)
[講演]
「文化財修復の概念と修復事例」
[実演]
「麦漆接着と圧着法」
[日時]
2018年3月3日(土)13:00〜16:00
「文化財修復の概念と修復事例」13:00〜14:30
「麦漆接着と圧着法」14:45〜16:00
[受講人数]
100名程度
[受講料]
無料
[場所]
富山大学芸術文化学部(高岡キャンパス)B-212教室
[主催]
富山大学芸術文化学部
[お問い合わせ]
富山大学芸術文化学部総務課
総務研究協力チーム
TEL:0766-25-9139(担当/森田)