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2018.11.14

【高岡クラフト市場街2018】開催報告

「高岡クラフト市場街」としては、今年で7回目の開催となりました。
昨年度に引き続き「工芸都市 高岡の秋。2018」として、他のクラフト系イベントと共に、秋の高岡を盛り上げ、総来場者数は55,100人でした。

(写真提供:高岡クラフト市場街実行委員会)

「工芸都市 高岡の秋。2018」
2018年9月21日(金)~9月24日(月・祝)を会期として、今年度は以下の5つのクラフト系イベントで構成されました。
「工芸都市高岡 2018クラフト展」は第32回目の開催となりましたが、439点もの入選作品が大和高岡店の催事場に集まりました。
「高岡クラフト市場街」は総計74もの展示、体験、食、音楽イベントを楽しめるクラフトに関する総合イベントです。今年度は山町筋歩行者天国の実施時間を拡大、「作家のひきだし展」「職人・町人スタンプラリー」「市場街ナイト」「銅物(どうぶつ)の放し飼い」などの人気コンテンツを充実させるとともに「職人バー」などの新しい試みを加えることで、昨年度よりも多くの来場者をお迎えすることができました。

これまで「金屋町楽市 in さまのこ」として開催していたイベントは「ミラレ金屋町」として新しい一歩を踏み出しました。407年の歴史を誇る町並みで、工芸の展示と伝統的な町屋の暮らしを楽しめます。
今年での2回目の開催となった「銅器団地オープンファクトリー」は41年目の高岡銅器団地組合が結束、オフィシャルツアーのほか、オリジナル商品の販売やパネル展示を実施することで、地場産業の魅力を発信していました。
そして、全国67の日本遺産を体験、体感できる「日本遺産サミット in 高岡」が同時開催の運びとなりました。

富山大学芸術文化学部が関わる産学官連携の中で生まれた「まちづくり」のムーブメントであり、イベントが集うことができるプラットフォームです。

「特別講義(「高岡クラフト市場街」プロジェクト実習)」
富山大学芸術文化学部としては「高岡クラフト市場街」の誕生より大きく関わっておりますが、2016年度からは、学生らの関わりを「プロジェクト実習」として単位が取得できる仕組みとしています。
履修学生は、来場者を案内する「高岡クラフト市場街コンシェルジュ」の役割を担うとともに、「高岡クラフト市場街」に関するサインやプロモーション、来場者と関係者をつなぐコミュニケーションツールの企画、制作、運用を行います。
責任を伴う実践的事業に関わることで、高いモチベーションを得ると共に、社会の中で芸術文化を展開することの意味を自分なりに考えることができる授業となっています。

学生による地域メディアからの取材対応
コンシェルジュとして街についての理解を深めるための講習会
高岡クラフト市場街実行委員会への出席
FMとやまでのコマーシャル録音(学生がシナリオを作成し出演)
学生らが制作した山町ヴァレーのウインドウディスプレイ
学生らが制作したノベルティグッズ
コンシェルジュブース

[受講生]
2~4年生

[選択必修となるコース]
※選択必修科⽬となるコースの定めなし。全コース選択科⽬。

[担当]
有田 行男(芸術文化学部 准教授)高岡クラフト市場街 実行委員会 副実行委員長
岡本 知久(芸術文化学部 講師)

「職人・町人スタンプラリー」が2018年度のグッドデザインを受賞
「高岡クラフト市場街」で2015年から実施されている「職人・町人スタンプラリー」が2018年度のグッドデザイン賞を受賞しました。
「高岡クラフト市場街」プロジェクト実習を通して制作に関わり、卒業制作として「職人・町人スタンプラリー」に取り組んだ、河原つかささん(デザイン情報コース2018年3月卒)がデザイナーとして受賞しています。

「高岡クラフト市場街2018」実施概要
[日時]
2018年9月21日(金)~9月24日(月・祝)

[場所]
山町筋を中心として、高岡駅および周辺、御旅屋通りなど

[概要]
総計74もの展示、体験、食、音楽イベントを楽しめる
クラフトに関する総合イベント

[来場者数]
27,600人(「工芸都市高岡 2018クラフト展」を含む)

[主催]
高岡クラフト市場街実行委員会

[構成団体]
高岡市、高岡商工会議所、高岡市デザイン・工芸センター、
富山大学芸術文化学部、高岡伝統産業青年会

[お問い合わせ]
高岡クラフト市場街実行委員会(高岡商工会議所内)
TEL:0766-23-5000

[関連リンク]
高岡クラフト市場街(外部サイト)

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