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2020.11.12

【研究科生の研究紹介】痕跡をテーマとした存在表現/張 文濤(大学院 芸術文化研究科)

[氏名]
張 文濤(大学院 芸術文化研究科)

[研究テーマ]
痕跡をテーマとした存在表現

[研究概要]
私は使われなくなったものや過去の痕跡を宿すものに、存在表現を感じさせる何かがあると考え、役目を終えたモノが素材に還り、再び生まれ変わる過程に関心を持って制作しています。記憶や感情を宿すものを素材として使い、展示空間にインスタレーションとして展開することで過去と現在をつなげ、人間の記憶や感情に対してインターアクションすることができる作品を目指して制作しています。

「待ちながら」 素材:マスク、2020年制作

「どこにいる」 素材:ビデオテープ、2020年制作
「方円」 素材:CD、2019年制作

[日々の研究について]
様々な分野の先生からご指導いただいて、専門知識を深めると共に、学際的な知識を得ながら、自分の芸術表現に新たな可能性を模索しています。非常に自由な環境で研究制作していると感じています。

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