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2020.11.13

【研究科生の研究紹介】乾漆と螺鈿を用いた装身具制作における表現の研究/林 倩(大学院 芸術文化学研究科)

[氏名]
林 倩(大学院 芸術文化学研究科)

[研究テーマ]
乾漆と螺鈿を用いた装身具制作における表現の研究

[研究概要]
人々は歴史的に装身具で、物質と精神の二重の欲求を満たしてきました。光沢をもつ螺鈿を使った乾漆の装身具は装飾品として存在し、人々の審美の欲求を満足させ、軽く堅固で、実用性もあります。私はこのような漆の装身具を研究していきたいと思っています。
一年生前期で、心臓をモチーフにしたブローチの作品を作りました。昔の人は思考、言語表現などの多くの能力は心臓から来ていると考えていました。後に脳だとわかっても、心に関する言葉はその時点で多く派生しました。これの原因は心臓は外部の情報を受信し、それに対して反応します。悲しい時は心が痛くなり、恋愛する時は心臓の動きが速くなリます。人の気持ちや感情は心臓の反応で表現され、意識調整を行う最も重要な器官だと思います。心臓の形にその様な想いを込めて、微塵の螺鈿の光沢を加え、作品を作りました。 

ブローチ:ひびからの光

[日々の研究について]
研究で出会ったさまざまな問題について、先生の指導をいただいています。大学院生になって、優しい先生と友達に出会えることに心から感謝しています。大学院の生活を充実させて、毎日新しい知識と技術を勉強しながら、制作しています。有意義な日々を送っています。

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