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2020.11.18

【研究科生の研究紹介】キャド製図による漆芸品の制作/高 幸(大学院 芸術文化学研究科)

[氏名]
高 幸(大学院 芸術文化学研究科)

[研究テーマ]
キャド製図による漆芸品の制作

[研究概要]
漆芸品の制作は完全な手仕事とされています。ですが、実際は、今、私たちが思う当たり前の伝統技法は、その時代は新しい技術だと考えます、時間の短縮、コストの低減、及び精度の上がりなどいろいろ考え、つねに新しい試みをし、新しい技術と融合し、手作業と現代技術を使い分け、その状況に合わせいい案を出す。臨機応変に技術を更新していくことが工芸の常なのではないかと私は考えます。本研究は、この時代において、「CADや現代技術が漆芸品の中の応用についての試みと考えます。」漆箱の制作を通して、それらの構想を検証し、漆箱の制作方法の勉強はもちろん、造形力の向上も目的とします。伝統的技術を勉強して、最新の技術も吸収しながら日々作業に取り組みます。

CADで制作用部品を作る
クレイ粘土で形を作る

[ひとこと]
新しい取り組みは、いつも成功するわけではなく、時間がかかる時もあります。
でもその事が次の制作に役に立つと信じます。

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