2020.11.24
【研究科生の研究紹介】少女をモチーフとした絵画制作/加納 萌子(大学院 芸術文化学研究科)
[氏名]
加納 萌子(大学院 芸術文化学研究科)
[研究テーマ]
少女をモチーフとした絵画制作
[研究概要]
私は主に少女をモチーフとして絵画を制作しています。
絵の人物は、感情や思いの容れ物としての存在です。人物の姿を通して心象風景を表現したいと考えています。
特定のモデルを設定せず、自分の姿を参考に絵の中で形を作り上げています。
描き進めるにつれて人物の表情やしぐさがだんだん変化していきます。その移ろいの中で言葉にならない思いや感覚が絵にとどまるのではないかと考えます。
学部生の頃に少女の顔を中心とした制作を始めました。大学院では引き続き同じテーマを用いて、油彩によるマチエールや構図の研究を行い、自分の表現を追求するため日々制作に取り組んでいます。
[日々の研究について]
研究室で制作を行い、週に一度先生からご指導いただいています。
絵具や道具の扱い方、作品の内容や作家活動についてなど様々な知見を得ることができます。
学部、大学院で学んだことを糧として、卒業後もずっと制作活動を続けていきたいです。