2025.04.15
【卒業生の活躍】nifuniさん
個性豊かで地域に貢献できる芸文生は、各地に活躍できる場を見出し、社会でその能力を発揮しています。
芸文OB・OGの皆さんの卒業後の様子を、受験生・在学生へのメッセージと共にご紹介します。
[卒業生]
nifuni
[勤務先]
自営業
[職種]
漫画家・イラストレーター
「現在の仕事について」
本業は漫画家として商業漫画を描いています。2017―2022年まで集英社少年ジャンプ+にて「左ききのエレン」の作画担当として週刊連載を約5年間執筆しました(全24巻)。2025年1月現在は、WEBTOONというジャンルの縦スクロールフルカラー作品の連載にチャレンジしています。また、イラストレーターとしてクライアントから依頼されたイラスト制作に携わることもあります。漫画やイラストを通じて様々なプロジェクトに関わることが創作の刺激になっています。
「受験期の思い出」
幼少期から将来は絵を描く仕事をしたいと思っていたのですが、私が受験した高岡短期大学時代は現在の芸術文化学部のような絵画のコースが無かったため、直感で金属工芸コースを選択しました。その後入学して金属工芸を4年間学ぶことになりますが、結果的に今絵を描く仕事をしているので…不思議な巡り合わせだなぁと感じます。学科の垣根を越えてのびのびと学ばせてもらえことが私に合っていたのかもしれません。
「芸術文化学部での学習や、課外活動成果が今どう活きているか」
自分の専門だけでなく他学科の授業を受けたり交流できる環境がありがたかったです。日常的に集まってわいわいと過ごし、時には先生や先輩方も交ざって熱く語り合ったり…といった時間を過ごせたことが今の自分の糧となっていると感じます。また、課外活動として地域の方々との交流を伴った企画やプロジェクトなどが合ったことも印象的でした。街の大人たちと近い距離で話ができたことも視野を広げる良い経験になったと思います。
「受験生・在学生へのメッセージ」
私は今漫画家という職業に挑戦していますが、あくまでも職業や肩書というのは表現手段の一つで、あまりそれ自体にこだわる必要はないのかなと感じています。それより今はたくさん失敗して悩んで、どう生きていきたいのかをじっくり考えてほしいです。いつかふと「今までの出来事はこのための伏線だったのか…」と思うようなことが起こったりするので、人生は面白いなぁと思います。ぜひ今この瞬間を思いっきり楽しんでください◎
「卒業生の関連リンク」
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「大学院」
大学院人文社会芸術総合研究科