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卒業生・在学生の活躍報告募集! NEWSを送る

2025.01.15

【学生の日々】「GEIBUN 16」卒業・修了研究制作紹介 No.1

卒業・修了研究制作展「GEIBUN16」に向けて、研究・制作を進めている学生にインタビューを行いました。それぞれの学生の取り組みをご覧ください。

《GEIBUN16 卒業・修了研究制作紹介No.1》
美術・工芸コース 小宮 花風理

Q1、卒業研究・制作のテーマを教えてください。
油彩による絵画表現です。写真とはちがう、人間が眼を通して風景を捉えた印象をそのまま平面に表現しようとしています。

Q2、縦長のかなり大きい絵を描かれていますが、作品の制作意図を教えてください。
今回はすごく大きい木がそびえ立っている場所をモチーフにしていて、その雰囲気や強さを表現できたらいいなと思って制作しています。二上山にある、射水神社のちょっと離れたところの山道です。縦長の構図にした理由は、木の高さを直に感じてもらいたいからです。

Q3、その場所を選んだ理由はなんですか?
一人で過ごす時間が好きで、人がいないところへ行こうとしたら木が生い茂っている場所に行っていました。でも、人が多いところで群衆を見て群衆を描くのも好きです。
今回はたまたま一人でいる場所の方が好きだったからこういった場所になったのだと思います。

Q4、普通だったら、「すごい木だな」って通り過ぎるところをわざわざスケッチブックを出して描きとめよう、っていう意思が自然と湧いてくるのはなぜですか?(絵を描き続ける情熱はどこからきているのですか?)
元から絵を描くのが好きで、自由帳とか学校に持っていくタイプだったので、身近にスケッチブックや白い紙があるのは当たり前の環境で過ごしていました。
私は生活の中で「あっ」って思ったものはなんでなんだろう?と考えたくなる時が多くあります。その考える時に文章化ではなくモノをなぞっていき、確かめていくのがだんだん習慣化していって、って感じですね。情熱というより は生活の中でぱっと紙を取り出して、絵を描いていくみたいな感じです。

Q5、配色が印象的ですが、どのような意図を持っているのですか?
色使いは感覚的にやっていていますが、どの色も引き立つような色彩構成になるように考えています。
今回の作品は黄色の上に行くほど青色になっていくグラデーションになっていて、木の存在感を出すために、補色のオレンジを使ってのびのびと木を描いています。
また、点描をすることで色面を作り、近くで見ても楽しめる色彩にしようと思っています。

Q6、卒業制作展を見にきてくれる人たちに与えたい印象はありますか?
見る人が楽しい感じになればいいと思って制作しています。
この絵画を見た時に、自分が最初に持った木が大きかったという印象や、視線の動き方などを感じてもらえるような表現ができればいいなと思っています。

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