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2024.06.11

【名物授業】授業科目「工芸実習(漆加飾)C」

[概要]
キャンパスのある高岡では漆芸伝統技法として青貝塗りがおこなわれてきました。
この授業では、貝による工芸加飾の歴史なども踏まえ、自身の作品表現に必要な加工技法を学んでもらいます。
また、木工、漆芸、金工などといったこの大学で学べる工芸技法・技術との併用に必要な知識、効果的な表現方法を求められる様に学びを深めます。

授業の様子

螺鈿技法では、貝の厚みによって異なった表現が出来ます。この授業では、厚さ0.1㎜の貝素材を用いた薄貝螺鈿(青貝)と、厚さ1㎜の貝素材を用いた厚貝技法の2つの螺鈿技法を習得します。青貝はキラキラとした青い輝きが特徴的な技法、厚貝は貝そのものの色、艶が特徴的な技法です。

青貝を細かく割って張り付ける割貝技法
厚貝に仕上げの毛彫りをおこなう

基礎的な加工法を実技を通して学んだ後、螺鈿技法のうち1つ以上を学生自らの学ぶ工芸技法と組み合わせて制作をおこない、螺鈿加飾にふさわしい素材表現を実践していきます。

学生授業成果

[授業科目名]
工芸実習(漆加飾)C

[担当教員]
小泉 巧(芸術文化学系 助教)
新谷 仁美(芸術文化学系 特命助教)

[受講生]
芸術文化学部3〜4年生対象

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