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2024.02.15

【学生の日々】「GEIBUN 15」卒業・修了研究制作紹介 No.8

卒業・修了研究制作展「GEIBUN15」に向けて、研究・制作を進めている学生にインタビューを行いました。それぞれの学生の取り組みをご覧ください。

《GEIBUN15 卒業・修了研究制作紹介No.8》
建築デザインコース 梶田 美結

Q1、卒業制作として今どのようなことに取り組んでいるのですか?
研究では石川県輪島市にある輪島KABULETを対象施設として「福祉施設の建築空間が、障害者と健常者の交流に影響を与え、障害理解に繋がる」という仮説の元、地域住民を対象にアンケート調査を実施しました。研究から得られた知見を元に、設計では、栃木県足利市を対象敷地として、地域で健常者と障害者が日常的に交流するなかで障害者に対する差別的な意識を解消させていくような地域施設の設計をしています。

Q2、どういった経緯でこの研究を始めましたか?
幼少期から障害を持つ方と交流する機会が多くあったため、障害者に向けられる偏見や差別意識の問題に興味関心がありました。なので、卒業研究・制作では自分が学んでいる建築の面から、障害者の社会生活における課題を解決するような研究と設計がしたいと思いました。

Q3、障害者の社会生活における課題について、どのような解決方法を見出せましたか?
研究から、健常者と障害者の視覚的交流を促進させることで障害理解が高まると推察することができました。そのため、設計では視覚的交流を促進させるような工夫を施した施設を設計しました。

最後に、研究を行うに際し、輪島KABULETや近隣住民の方々にはたくさんご協力いただきました。何度も足を運んでいた地が大変な状況となり心苦しく思います。今回の震災で被害に遭われた多くの方々に謹んでお見舞いを申し上げます。

皆様のご来場お待ちしています。
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