2024.01.16
【学生の日々】「GEIBUN 15」卒業・修了研究制作紹介 No.1
卒業・修了研究制作展「GEIBUN15」に向けて、研究・制作を進めている学生にインタビューを行いました。それぞれの学生の取り組みをご覧ください。
《GEIBUN15 卒業・修了研究制作紹介No.1》
デザインコース 松井 久瑠美
Q1、卒業制作として今どのようなことに取り組んでいるのですか?
「染まって香るうつわ」について研究・開発をしています。食材の色や香りを纏ったうつわが五感を刺激し、うつわ自体が食材の1つとして味を構成するものになることを目標に、今までに無い新しい食の体験を提供できるものを目指して制作を続けています。
Q2、どのような素材で作られているのですか?
九州のシラス台地で採れる多孔質の「シラス」という砂は香りや色を染めるのに適切で、今は粒子の大きさの選定や、基材の石膏とどのくらいの割合で調合すればより良い結果を得られるのか研究しています。
Q3、どういった経緯でこの研究を始めましたか?
一人暮らしを始めた際に家族が私の食生活に気を使ってくれたことで、体と心の健康を作るものとして食に関心を持ったこと。また藍染体験を受けたことがきっかけで草木染めを始め、食材の持つ自然本来の色の豊かさに気付いたことから、食の大切さや食材の良さを引き出す、そんな新しい体験ができるプロダクトを提案できないかと思い、この研究を始めました。
皆様のご来場お待ちしています。
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