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2018.02.09

【学生の日々】GEIBUN9卒業制作紹介!造形建築科学コース 田渕 泰斗


「インバウンド パラダイムシフト ー ファイブスター リゾート(5つ星のリゾート)ー」


今回紹介するのは造形建築科学コース 田渕 泰斗 さん。
テーマは「インバウンド パラダイムシフト ー ファイブスター リゾート(5つ星のリゾート)ー」です。
(「造形建築科学コース」は、平成27年度より「建築デザインコース」にコース名称が変更になりました)


Q.研究内容を教えてください。
A.リゾート施設の設計をしています。退屈させない空間をつくるということがメインです。きっかけは、建築によって退屈させない空間をつくることは可能な のか、と疑問を思った所からです。動物というものは、今の現状が続いてしまうと退屈してしまうものです。多くの場合は、そのような日常から抜け出すために 非日常を求めて行動します。では、非日常が続き、それも日常と感じてしまう様になったら、退屈する事はないのかと考え、研究に至りました。

Q.1日の予定は?
A. 基本的に、朝9時頃から夜22時まで学校で作業しています。平面などのスタディや空間の配置を考えています。集中力が大切なので3時間ごとに区切りを決めるなど、作業にメリハリをつけて行っています。


Q.注目して欲しい点はありますか?
A.どんな利用者でも、非日常だと感じられるような場所を目指している所です。また、その空間に長期滞在することになっても退屈させない仕掛けをつくっているという点に注目してもらいたいです。

Q.卒業制作をやっていく中で、気づいた事はありますか?
A.利用者にとって、ある程度その場所に滞在すると満足してしまうものですが、新しい施設を増やすことにより、満足度の上限は上がるという事に気づきました。


Q.大変な事はなんですか。
A.必要な材料が足りなくなる事が多いことです。今は友達に材料を売ってもらう事で解決しています。そこは卒業制作をつくる上での助け合いの精神です。皆で一緒に材料をシェアしています。

Q.今の進捗状況を教えてください。
A.まだまだ改善する点は多いですが、こだわっている所はもっと追及していきたいと思っています。現在、設計している施設のレベルを1だとしたら、テーマのファイブスターズにちなんで、レベル5までは上げていきたいなと思っています。


ありがとうございました。


[取材・写真・文・編集]
卒展キュレーター委員会 (2017年12月15日)

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