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2019.02.18

【講演会】文化財修復に関する講演会の開催について

文化財修復に関する講演
「研磨炭づくりの現場から」
*申込不要、一般聴講可

 このたび、富山大学芸術文化学部は下記のとおり、製炭師の木戸口武夫氏を講師に迎え講演会を開催いたします。
 木戸口氏は精密機械研磨、金属研磨、漆芸の研ぎなどに不可欠な研磨炭、中でも漆芸には欠かせない駿河炭、呂色炭を焼く製炭師です。今では駿河炭が焼ける唯一の職人であり、選木から、伐採、製炭までこなす稀有な存在です。
 時代とともに生産量の減る、工芸材料、素材、道具の数々。この時代に研磨炭を作られている木戸口氏、どの様な事に注力し、どの様な仕事をされているのかについて、伝統工芸を支える材料をつくる、製炭業 木戸口氏のお話を伺う貴重な機会となります。
 金工、漆芸分野の関係者だけではなく、工芸全般、工芸材料、文化財の保存、文化財活用などにご興味のある方を含め、広くご参加頂ければとおもいます。この地域の今後の文化財のあり方、ものづくりを考える上で有意義な講演会になる事を期待し、ご案内申し上げます。



[日時]
2019年3月9日(土)13:00 ~ 14:45

[場所]
富山大学 芸術文化学部(高岡キャンパス)B-212教室
富山県高岡市二上町180

[講師]
木戸口 武夫 氏

[講演]
「研磨炭づくりの現場から」  13:00 〜 14:30
 質疑応答          14:30 ~ 14:45

[受講人数]
40名程度を予定

[受講料]
無料

[対象者]
一般、学生(申し込みは不要です)

[主催]
富山大学 芸術文化学部

[お問い合わせ]
富山大学 芸術文化学部総務課
総務・研究協力チーム(担当 羽鳥・魚津)
TEL:0766-25-9138




木戸口 武夫 氏  略歴

昭和34年 石川県白峰村(現白山市)生まれ
昭和53年 福井県立科学技術高等学校機械工学科卒業後、金融関係事務機械メーカーに就職、エンジニア・営業職として16年勤務
平成  6年 研磨炭製炭者東浅太郎氏に師事
        研磨炭研修の傍ら小浜竹炭生産組合にて竹炭研修
平成  7年 師匠と名田庄総合木炭生産組合を設立
平成10年 独立 名田庄総合木炭として事業継続
     名田庄総合木炭生産組合 組合長
平成26年 森の名手・名人に認定(国土緑化推進機構)
平成28年 林業遺産に認定(日本森林学会) 福井県農林漁業賞受賞
平成29年 卓越技能表彰、現代の名工(厚生労働大臣)
平成30年 黄綬褒章受章
現  在 福井炭やきの会 副会長
     ふくいの炭生産者連絡協議会 副会長




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