2016.11.30
【卒業生の活躍】荒川 斐さん(デザイン工芸コース3期生)
個性豊かで地域に貢献できる芸文生は、各地に活躍できる場を見出し、社会でその能力を発揮しています。
芸文OB・OGの皆さんの卒業後の様子を、受験生・在学生へのメッセージと共にご紹介します。
[卒業生]
荒川 斐 さん
[専門領域]
デザイン工芸コース3期生(平成23年度卒業)
[勤務先]
オークヴィレッジ株式会社
[職種]
制作部塗装
「現在の仕事について」
業務内容は主に木製家具・クラフト品の(オイル・拭き漆)塗装、木地加工を行っています。最近では催事などのイベント時にお客様に漆塗りについてお話をしたり、漆塗り体験など接客業務も幅広く増えてきました。
「芸術文化学部の学習や課外活動が今どう活きているか」
芸文では様々な専門分野の授業を受けることができるのが大きな魅力だったかなと思います。在学中に学んだ漆工の知識や技術は私の大事な基礎となっています。また、漆工のみならず木工の授業で学んだ基本的な木質の知識や手道具の扱い方は今現在の業務に必要最低限なことでした。学業以外では、先生方や先輩方から日々教わった言葉使いや礼儀、生活態度は社会人として生きていく為にとても大切なことだったと思います。
「受験生・在学生へのメッセージ」
私は運よく進学して、運よく就職できたようなものなので特別何か伝えられることはないのですが、、、出来るだけ自分の好きなことをやり続けられる生き方が楽しいと思うので、少しでもやっていて楽しいと思う時間を見つけてみてください。思うようにならないことの方が多いですが、やりたいことに向けて目の前にある問題を焦らず確実にこなしていけば自分にとっていい方向に向かっていくと私は思っています。