2025.10.17
【ニュース】「富山マラソン2025」富山マラソン完走タオルとジョギングの部参加賞タオルを芸術文化学部がデザイン
[概要]
2025年11月2日に開催される「富山マラソン2025」のフルマラソン・車いすの部完走タオルとジョギングの部参加賞タオルを、芸術文化学部2年生4名と芸術文化学系渡邉雅志准教授がデザインしました。
2023年から取り組んでいる「富山マラソン TOWEL PROJECT」は3年目となり、デザインを踏襲しながら新たな富山カラーを選定しました。
[コンセプト]
|記憶のハーフトーン|
思い出す記憶というものは、輪郭がはっきりとしていません。
きっとマラソンの後に思い出すランナーの記憶の中の風景も、どこかぼやけているのではないでしょうか。
ですが、ぼやけてしまうからこそ、肉眼で捉えた時の鮮明な瞬間にいつも感動するのです。
走り終えた後もまた訪れたいと思ってほしい、そんな富山の心象風景を表した「記憶のハーフトーン」タオルです。
[タオルカラーの選定]
|フルマラソン・車いすの部/照らす曙|
想定していた時間よりも後に現れた朝日は、澄んだ色の空を一変させ、私を夢中にさせました。
日が昇ると同時に水面の光が手前に差し込んできて、自分が照らされているように感じました。
カメラから顔をあげた時には、もう太陽は上りきってしまい、ほんの一瞬の風景でした。
私を照らし夢中にさせてくれたように、ランナーの皆さん一人ひとりを照らしてほしいと思い、霞んだあたたかい空気に包まれる、「照らす曙」を選びました。
(撮影:2025年5月13日/4:57AM/前田雛花/富山大学芸術文化学部2年)
|ジョギングの部 参加賞タオル/繋がる桃色|
太陽が沈んだ瞬間、空がみるみる濃いピンクに染まっていき、夢中でシャッターを切りました。
ふと周りを見渡すと、近隣の方、釣り人、サギまでが同じ方向を見つめていました。
富山マラソンもひとつの空のもと、みんな同じ方向を向き、心が繋がっているように感じ、「繋がる桃色」を選びました。
(撮影:2025年5月15日/7:19AM/福島愛生/富山大学芸術文化学部2年)
[タオルロゴデザイン]
富山マラソン公式ロゴはランナーの姿がモチーフとなっています。
ある参加ランナーの方から、「沿道の応援が本当に心強くて最後まで走り切れました!」と聞きました。
そこで、タオルロゴは、ランナーを応援するメガホンの形にすることに決めました。
富山マラソン完走タオルを複数枚つなげると、応援に後押しされて走るランナーの姿が見えてきます。
ランナーを支えたいと沿道に集まった、富山の「応援のちから」のマークです。
[メンバー]
|富山マラソン TOWEL PROJECT|
福島 愛生 井上 あすか 松永 珠羽 前田 雛花(以上 富山大学芸術文化学部2年)
渡邉 雅志(富山大学芸術文化学系 准教授)
[富山マラソン2025 開催日]
2025年11月2日(日)
[種目・コース]
◯ マラソン(42.195km 日本陸連公認コース)
高岡市役所前>新湊大橋>富山県富岩運河環水公園
◯車いす(約9km)
高岡市役所前>新高岡駅周辺>高岡工芸高校前
◯ジョギングの部(約4km)
新湊きっときと市場スタート・フィニッシュ(新湊大橋折り返し)
詳しくは、富山マラソン2025の大会公式サイトをご覧ください。
[タオルデザインについての問合せ]
国立大学法人富山大学 五福高岡地区事務部 芸術系総務・学務課 地域連携担当
TEL:0766-25-9138
MAIL:tiikiko(a)adm.u-toyama.ac.jp
※(a)は@に置き換えてください
[関連リンク]
【富山マラソン2025】