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卒業生・在学生の活躍報告募集! NEWSを送る

2025.04.15

【卒業生の活躍】川越 ゆりえさん

個性豊かで地域に貢献できる芸文生は、各地に活躍できる場を見出し、社会でその能力を発揮しています。
芸文OB・OGの皆さんの卒業後の様子を、受験生・在学生へのメッセージと共にご紹介します。

発電所美術館「アート・クリップ2024:川越ゆりえ YURIE PARK」にて。

[卒業生]
川越 ゆりえさん
[勤務先]
自営業
[職種]
造形作家

作品を一つ一つ手作業で制作しています。形になるのが嬉しいです。

「現在の仕事について」
日々、作家として作品制作を進め、美術館やアートギャラリー内等での作品展示をさせて頂いております他、様々な施設でのワークショップの開催や、企業様と提携し作品にちなんだ商品を国内外で展開して頂いております。
昨年は富山県内の美術館と博物館での企画展の開催や、企業様より自分の作品のカプセルトイおよびボックストイを発売して頂くなど、夢がどんどん形になり嬉しい限りです。

心の標本(2022-Ⅰ)

「受験期の思い出」
入試では実技が必要でしたが、デッサンが上達する事が楽しみで画塾に通うのが段々と楽しくなってゆきました。
日々コツコツと作品を作り続けてゆく持続力の基礎はここで作られた気がします。また、デッサンが上達してくると、難しい構図のモチーフに対峙した際に挑戦のハードルが下がり、全体的にフットワークが軽くなった事が本当に嬉しいです。画塾の先生方には大変感謝しております。

2017年 金沢21世紀美術館での企画展「APERTO07川越ゆりえ 弱虫標本」の様子です。

展覧会名:アペルト07 川越ゆりえ 弱虫標本
会期:2017年5月27日-9月24日
会場:金沢21世紀美術館 長期インスタレーションルーム
主催:金沢21世紀美術館

「芸術文化学部での学習や、課外活動成果が今どう活きているか」
芸術文化学部は、作品制作にじっくり取り組める環境である事が本当に素晴らしいです。
作品制作に対する持続力の基礎は画塾で作られましたが、芸術文化学部の四年間でその力がより確かなものになったと感じました。修了制作は、小さな立体作品をおよそ200個作って画面内に貼り付ける形の作品でしたが、それを通して「自分はこれだけの作品を完成させられる」と心から思えた事は今でも大きな自信となっています。

スタジオソータ様より「川越ゆりえの世界 道化を宿す弱虫」を商品化。

「受験生・在学生へのメッセージ」
大学生活も有限で、どのように過ごしても何かしら悔いが残る可能性はあります。私自身も芸文で多くの事を学び、全力かつ幸せに過ごしましたが、それでもやはり「これもすればよかった」は存在します。そしてこの悔いの痛みはこれからの自分を築くための大切な財産です。
「周りがそうだから」「こうすべき」を一度脇に置き、本当はどうしたいのか、何が好きか嫌いかと真剣に向き合い、楽しい未来を一緒に歩んでいきましょうね!

「卒業生の関連リンク」
Yurie Kawagoe
Instagram:Yurie Kawagoe(@yurii_laborator)

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「大学院」
大学院人文社会芸術総合研究科

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