2025.04.15
【卒業生の活躍】杉木 涼さん
個性豊かで地域に貢献できる芸文生は、各地に活躍できる場を見出し、社会でその能力を発揮しています。
芸文OB・OGの皆さんの卒業後の様子を、受験生・在学生へのメッセージと共にご紹介します。
[卒業生]
杉木 涼さん
[勤務先]
株式会社ミヤモト家具
[部署]
本店営業部
[職種]
管理職・家具販売
「現在の仕事について」
家具のコーディネート・接客販売が中心です。お客様のご希望をヒアリングし、住宅の間取りや内装に合わせて、セミオーダー(受注生産)で製品をお作りしていきます。
現在は専務取締役として、姉妹店LOWVE・製造部・配送部・レンタル事業部の管理を担当しており、各部署の幹部とコミュニケーションを取り合っています。「日本一お客様から愛される家具屋」を目指し、社員でベクトルを揃え、日々楽しみながら仕事しております。
「受験期の思い出」
芸文を受験しようと決めた後、実技試験としてデッサンがあることを知って、慌てて画塾に通い出しました。デッサンは全くの素人だったので、1年間という短い期間で美術部の猛者たちに少しでも追いつかねばと、とにかく頑張った(笑)毎日、自分の為に時間を使ってくれた画塾の先生には心から感謝しています。受験合格を報告した時、「やったね!!!」って言ってくれて、硬い握手を交わした瞬間、涙が溢れだしたのをよく覚えています。
「芸術文化学部での学習や、課外活動成果が今どう活きているか」
家具の販売というのは、製品の造りの良さやデザインのこだわり等を「言語化」してお客様に伝えることが必要になります。その点において、木工を中心に、家具作りとデザインを4年間学べたことは今の仕事において大きな糧となっています。またミヤモト家具は自社で製品の写真撮影からカタログ作成まで行っているので、学生時代の製品プレゼン作成の経験も非常に活きていると感じています。
「受験生・在学生へのメッセージ」
社会に出て14年、仕事をすればするほど、仕事の楽しさを実感しています。仕事というのは「人の役に立つこと。人を喜ばせること。」であり、その実感が自分の心を満たしてくれます。特に今の時代は、オタクのような専門性に長けた人材が重宝される。芸文は専門性が高い学部だと思いますので、とにかく今は自分が好きなことに熱中し、よく学び、その専門分野で将来、誰かを喜ばせることができる人生をぜひ歩んでほしいと願っています。
「卒業生の関連リンク」
ミヤモト家具本店HP
ミヤモト家具リクルート用企業ページ
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「大学院」
大学院人文社会芸術総合研究科