教員紹介

木材工学

堀江 秀夫
ほりえ・ひでお 教授
Horie, Hideo

研究テーマ

「未利用木質資源の用途開発研究」

現在の研究課題・概要

放置された竹林が里山や農地に広がり、周辺の低木や農作物の生長を妨害し、里山森林や農地が荒廃するという放置竹林問題が生じている。一方、竹材は木材よりも屋外での劣化が激しいが、仮設構造物の部材であればその点は問題とはならず、適正サイクルで資源を循環させることが可能となる。
こうした背景から、丸竹材を仮設構造物部材として利用するための設計データの蓄積を目的に、有用竹として日本各地に広く分布しているマダケとモウソウチクの力学特性を把握する研究を行っている。

論文

最近の論文・解説は下記のとおり。
ストランド・パーティクルボード(SPB)の製造技術(第1報)、共著、木材学会誌、45(6)、471-478(1999年)、ストランド・パーティクルボード(SPB)の製造技術(第2報)、共著、木材学会誌、46(6)、581-586(2000年)、北海道の木質材料開発事例の紹介、日本材料学会第49期学術講演会講演論文集、385-386(2000年)、木質・セメント成形板の海藻礁への適用、共著、木材工業、55(5)、205-210(2000年)、 高粘度接着剤を用いたゴム木質複合パネルのためのフォーミング装置の開発(第1報)、共著、林産試験場報、15(3)、1-10(2001年)、乾湿繰り返し条件下での市販ボードの曲げクリープ特性(第1報)、共著、林産試験場報、15(2)、1-8(2001年)、乾湿繰り返し条件下での市販ボードの曲げクリープ特性(第2報)、共著、林産試験場報、15(5)、1-9(2001年)、北海道天然エゾマツ・トドマツ無欠点小試片の曲げ強度性能、林産試験場報、15(6)、1-7(2001年)、北海道における家畜敷料の需給予測、林産試験場報、15(5)、10-20(2001年)、北海道における木材循環型社会、森と木の先端技術情報、No.42、16-18(2002年)、北海道産木造建築解体材の強度劣化、木材学会誌、48(4)、280-287(2002年)、高粘度接着剤を用いたゴム木質複合パネルのためのフォーミング装置の開発(第2報)、共著、林産試験場報、16(5)、1-8(2002年)、木質材料の種類と特徴,北方林業、54(11)、18-21(2002年)、木質・セメント成型体の海藻礁としての効果(第1報)、共著、林産試験場報、17(3)、1-7(2003年)、木質・セメント成型体の海藻礁としての効果(第2報)、共著、林産試験場報、17(3)、8-16(2003年)、集成材の加工・製造機械、日本加工技術協会、構造用集成材の製品計画及び製造に関する講習会テキスト(平成15年度)、53-76(2003年)、ものづくり文化を支える工芸教育、木材工業、59(3)、135-137(2004年)、積雪地域の住生活・住空間・まちの空間の伝統的知恵に関する調査事業、共著、日本建築学会北陸支部編、21-25(2005年)、集成材の加工・製造機械、日本加工技術協会、構造用集成材の製品計画及び製造に関する講習会テキスト(平成17年度)、55-79(2005年)、ストランド・パーティクルボード(SPB)の製造技術(第3報)、共著、木材学会誌、53(4)、187-193 (2007年)、パステルナーク・モデルに基く有限長直交異方性木材の弾性めり込み変位、共著、日本建築学会構造系論文集、73(625)、417-424(2008年)、国産OSBの研究および工業化の動向、共著、木材工業、63(12)、590-595(2008年)、北陸・信越地方における竹釘を用いた土壁下地の構法について、共著、日本建築学会技術報告集、18(38)、361-366(2012年)

特許等

床構造(特許 第2651986号)、木質複合板の製造方法(特許 第3600839号)

著書

木質廃棄物再資源化のための新用途の開発(共著、(財)日本住宅・木材技術センター、1997年)、最新木材工業事典(共著、(社)日本木材加工技術協会、1999年)、木質科学実験マニュアル(共著、日本木材学会編、2000年)

学術賞等

地域社会における活動状況

旭川市・旭川市アカデミーユニオン運営委員会主催 旭川市アカデミーユニオン公開講座「くらしと科学技術」講師(2000年9月)、株式会社旭川産業高度化センター「相談・アドバイザー事業」アドバイザー(2001年4月~2002年3月)、(財)とやま環境財団「循環資源活用懇談会技術分科会(木炭部会)」専門委員(2003年1月~2004年3月)、高岡市「ものづくり・デザイン科」実施・検討委員会副会長(2005年3月~2006年3月)

共同研究(相談を含む)、可能な分野

木質ボードの製造技術、木質廃棄物の再資源化技術

将来の研究構想

人類の持続可能な発展を支えるため、これまでの大量生産・大量消費・大量廃棄社会から物質循環型・環境共生型社会への転換が求められている。その一環として天然再生資源である木材の資源確保、カスケード利用、適切な廃棄が今後ますます要求されてくる。この要求に応えるため、木造住宅解体材の再利用技術の開発に取り組んでゆきたい。

講演等実施可能テーマ

循環型社会と木材資源のリサイクル

堀江 秀夫 ほりえ・ひでお
Horie, Hideo

芸術文化学部 教授
大学院芸術文化学研究科 教授

学歴

北海道大学農学部(1977年)卒業、農学博士(北海道大学)

略歴

北海道立林産試験場利用部再生利用科長を経て、2002年4月高岡短期大学教授、2005年10月より現職

学会等

日本木材学会、日本建築学会、日本廃棄物学会、日本木材加工技術協会

学部担当科目

材料力学、木質建築材料、木質建築材料実験、卒業研究・制作

大学院担当科目

木質材料特論、木質材料特論演習、課題研究Ⅰ