教員紹介

建築設計・保存・再生
インテリアデザイン

萩野 紀一郎
はぎの・きいちろう 准教授
Hagino,Kiichiro

研究テーマ

「土蔵・民家・町屋の保存・再生に関する具体的事例研究」
「土や木などの自然素材を用いたサスティナブル建築研究」

能登まるやまの家-半自力建設
F邸音楽蔵修復再生
bamboo pop-up gallery, Villa Kujoyama

現在の研究課題・概要

今日、解体・新築が繰り返される消費型社会から、サスティナブル(持続可能)な社会への変換が求められ、既存建築や空間(ストック)の保存・再生・活用、地方の再生、が重要課題となっている。北陸には土蔵・民家・町屋が多く残っており、ストック活用という観点から、多大な可能性を秘めている。その活用に向けて、まずは既存建築やそこでのくらしを、具体的に調査、記録し、再生・活用を探る研究に取り組んでいる。
同時に、事例研究を発展させ、建築再生から、土や木・竹などの自然素材を用いたサスティナブルな建築やくらしに関する研究、具体的な再生プロジェクトへの展開を試みている。

作品

bamboo projects, Villa Kujoyama, Kyoto、羽咋の家(古民家再生)、町野の栗園(リノベーション)、株式会社Abitus,新宿,八重洲,大阪,上海(インテリア)、東京中央日本語学校(インテリア)、正院の住宅、八雲の住宅、玄海キャピタル・マネジメント-丸の内の版築オフィス(インテリア)、うどん・のんち(インテリア)、代沢の住宅、光林堂文具店&Y邸、大崎漆器店塗師蔵(修復再生)、F邸母屋および音楽蔵(修復再生)、黒島の家(古民家修復再生)、美容院IS(リノベーション)、Greene Tweed Asia Engineering Center、長沢のアトリエ(リノベーション)、能登まるやまの家-半自力建設、Goodrich Nantucket(Lyman Perry Architectsでの担当作品)、上石神井の家(リノベーション)、Merion Golf Club, Renovation(Nalls Architectureでの担当作品)、Green Hall, Princeton University, Renovation(Nalls Architectureでの担当作品)、Five Sense Box(インスタレーション)、House of Seven Toplights – 西鎌倉の家、柿の木坂の家、楽居-阿佐ヶ谷の家、光が丘の家、相模大野の家、Charles Addams Fine Arts Hall, University of Pennsylvania, Preservation/Renovation(unbuilt, Santos Levy and Associatesでの担当作品)、曽我・平澤記念館(香山アトリエ・環境造形研究所での担当作品)

論文

「トマス・ジェファーソンによるヴァージニア大学の設計過程に関する研究」(東京大学学位請求論文、1997年、単著)、「銅御殿研究 その1-塗り壁と左官技術について」(公益財団法人 大谷美術館館報19、2013年、単著)、「銅御殿研究 その2-建具・欄間のデザインについて」(公益財団法人 大谷美術館館報20、2014年、単著)、「銅御殿研究 その3-補強金物を用いた木構造について」(公益財団法人 大谷美術館、館報21、2015年、単著)

著書

「輪島の土蔵修復活動」「里山集落の茅葺民家-旧福島邸の土蔵と茅葺ワークショップ」(農村計画学会、農村計画学会誌32巻2号、pp.131, pp.136、2013年、単著)、「輪島の土蔵修復活動」(日本建築学会建築計画委員会、2012年大会/東海、研究協議会資料、利用の時代の歴史保全-保存・再生の立脚点を考える、pp.33-36、2012年、単著)、「アエノコト-奥能登の農耕儀礼に学ぶ」(まるやま組/自費出版、2012年、共著および写真撮影)、「土蔵の耐震改修/輪島」(建築技術、2008年2月 No.697、PP.158-161、2008年、単著)、「輪島の土蔵修復と黒島の民家再生」(NPO 木の建築 19、PP.29-33、2007年、単著)、「ルイス・カーン-建築の世界」(デルファイ研究所、東京大学香山研究室共訳、1999年、共訳)、「実践2x4住宅の設計」(彰国社、1998年、共著)、「アメリカのアトリウム」(丸善、1994年、共著および写真撮影)、「アトリウムの環境設計」(彰国社、日本建築学会編著、1994年、共著)、「アメリカ建築案内」(工業調査会、東京大学香山研究室編著、1989年、共著および写真撮影)
※作品掲載/「輪島の土蔵復活物語、元気に進行中(大崎漆器店塗師蔵およびF邸音楽蔵)」(CONFORT 2008年12月別冊 土と左官の本、pp.55-63 )、「House of Seven Toplight-西鎌倉の家」(新建築住宅特集2001年11月号、pp.42-47)、「楽居-House for Climbers」(住宅建築2001年11月号、pp.27-33)、「相模大野の家」(新建築住宅特集1999年11月号、pp.145-151)

学術賞等

地域社会における活動状況

  • フィラデルフィア松風荘の保存再生活動、Board Members, Shofuso, the Japanese House and Garden, Philadelphia、2001~04年
  • 能登半島地震で被災した土蔵や古民家の調査・研究および修復・再生活動、NPO法人輪島土蔵文化研究会、理事長、2007~10年、副理事長、2010~12年
  • 能登の里山集落のくらしの調査・研究および体験活動、能登半島まるやま組協議会、会長、2010年~現在

萩野 紀一郎 はぎの・きいちろう
Hagino,Kiichiro

芸術文化学部 准教授
大学院芸術文化学研究科 准教授

学歴

東京大学工学部建築学科(1987年)卒業、東京大学工学系研究科建築学専攻(1989年)修了、工学修士、University of Pennsylvania, Graduate School of Fine Arts, Master of Architecture(1994年)
※学位/博士(工学)、東京大学(1997年)

略歴

香山アトリエ/環境造形研究所(1989~1991年)、東京大学工学部建築学科助手、東京理科大学非常勤講師(1991~1993年)、Santos・Levy and Associates, Philadelphia, PA(1995~1996年)、一色建築設計事務所(1997~1998年)、萩野アトリエ(東京)(1998~2001年)、明治大学工学部建築学科兼任講師、University of Southern California非常勤講師(1997~2001年)、Nalls Architecture, Narberth, PA(2001~2003年)、Lyman Perry Architects, Berwyn, PA(2003~2004年)、萩野アトリエ(能登)(2004~2016年)、金沢工業大学非常勤講師(2008年~現在)、金沢美術工芸大学非常勤講師(2013年~現在)、2016年4月より現職

学会等

日本建築学会、木の建築フォラム、日本左官会議

学部担当科目

芸文基礎演習B、芸文総合演習C(シェルター)、空間デザインC(戸建住宅)、空間デザインD(集合住宅)、建築インテリア構法、空間デザインE(非木造の特殊建築物)、空間デザインF(建築再生1)、空間デザインG(建築再生2)、暮らしとインテリア、特別実習(「ミラレ金屋町」プロジェクト実習)

大学院

建築再生設計特論、建築再生設計特論演習、建築設計実務実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、課題研究Ⅰ・Ⅱ