卒業・修了研究制作展

富山大学芸術文化学部は2005年の学部創設以来、今年で13年目を迎え、2010年に全国でも類を見ない公立美術館の企画展として始まった卒業研究制作展も10回目を数えることになりました。芸術文化学部は、造形芸術、デザイン工芸、デザイン情報、建築デザイン、芸術文化キュレーションの5つのコースを擁し、コースの垣根を越えた融合教育を特色とした、さまざまな分野の研究、制作を行っています。本展覧会では、芸術文化学部卒業生112名、芸術文化学研究科修了生9名による総作品数121点の油画、日本画、彫刻、メディア芸術、金属工芸、漆工芸、家具、クラフト・デザイン、ジュエリー、ヴィジュアル・デザイン、プロダクト・デザイン、コミュニケーション・デザイン、建築意匠、建築保存・再生、建築環境・設備、建築意匠論、人間工学、美術史、美学、文化研究、景観研究、まちづくりなどの卒業・修了研究制作を一堂に展示し、その成果を示すものです。
総合大学の中にある芸術系学部ならではの多角的な視点を持った、若さ溢れる作品群を、従来のジャンルの枠を取り払い、ジャンルの異なるものの混成の中に融合的な思考が感じられるように、展覧会全体を多様性の中のきらめきを表現するインスタレーションとして構成します。

 

会期

富山大学 芸術文化学部 大学院芸術文化学研究科
卒業・修了研究制作展 GEIBUN10

2019年2月9日(土)〜 2月24日(日)

開館時間   9:30 〜 17:00
      (入館は16:30まで)
休館日    2月12日(火)、2月18日(月)
観覧無料
会 場    高岡市美術館

 

主 催  富山大学芸術文化学部卒業・修了制作展実行œ委員会       
     (富山大学芸術文化学部、公益財団法人高岡市民文化振興事業団・高岡市美術館)
共 催  高岡市、高岡市教育委員会
後 援  富山県、富山県教育委員会、高岡商工会議所、高岡市美術館友の会
協 賛  高岡短期大学・富山大学芸術文化学部同窓会「創己会」
問合せ  富山大学芸術文化学部総務課
     〒 933-8588 富山県高岡市二上町180番地
     Tel: 0766-25-9139  Fax: 0766-25-9104     
     E-mail: info(a)adm.u-toyama.ac.jp
        ※(a)は@に置き換えてください

芸文プライズ

芸文プライズ(Geibun Prize 2019)とは、富山大学 芸術文化学部 大学院芸術文化学研究科 卒業・修了研究制作展 GEIBUN10 に出展された作品及び論文の中から優れたものに与えられるプライズです。

2019年2月8日(金)15:00から、GEIBUN10オープニング・セレモニーと併せてGeibun Prize 2019の授賞式を行います。

Geibun Prize 2018はこちら

Geibun Prize 2019はこちら

関連イベント

オープニングセレモニー

2月8日(金)15:00〜
会 場  高岡市美術館 ビトークホール
セレモニーと併せて、Geibun Prize 2019授賞式(本展に出展された作品及び論文の中から優れたものに与えられます)、GEIBUN10の見どころ紹介と内覧会を行います。


プライズ・トーク

2月10日(日)13:00〜14:30
会 場  高岡市美術館企画展示室、市民ギャラリー
Geibun Prize 2019 受賞作について、武山良三学部長と受賞学生によるギャラリー・トークを行います。

公開プレゼンテーション

GEIBUNの粋―大学院特別研究最終発表会
2月10日(日)9:30〜12:00、14:30〜16:30
会 場  高岡市美術館ビトークホール
大学院芸術文化学研究科の学生による公開プレゼンテーションを行います。

豊かさのかたち
2月14日(木)~2月15日(金)10:00~16:30
会 場  高岡市美術館ビトークホール
デザイン工芸コースの学生による公開プレゼンテーションを行います。

私たちが創り出した「こたえ」
2月14日(木)13:00〜16:00
会 場  高岡市美術館企画展示室、市民ギャラリー
デザイン情報コースの学生による公開プレゼンテーションを行います。

院生展

2月7日(木)~19日(火)11:00~19:00(最終日のみ18:00)休廊日2月13日(水)
会 場  芸文ギャラリー (高岡市御旅屋町90-1 KMビル1F TEL/0766-25-6078)
大学院芸術文化学研究科1年生による成果展示を行います。

ゲストトーク

会 場  高岡市美術館 ビトークホール
聴講無料、事前申込み不要、80席
各界の著名なゲストをお迎えし、バラエティに富んだトーク・ミーティングを開催します。

 

2月9日(土)13:30~
「過去の自分と未来で出会うこと - 雑誌編集という仕事」
本信 光理(MdN編集長)

もとのぶ・ひかり 1973年東京生まれ。1997年に学術書の出版やシンポジウムの運営を手がける編集プロダクションに入社。その後、2001年にエムディエヌコーポレーション入社。グラフィックデザイナーにさまざまな情報やノウハウを提供する月刊誌「MdN」に配属となる。2010年より編集長。2013年にMdNを大きくリニューアル。音楽、マンガ、アニメ、フォント、アイドルなど多彩な特集テーマでクリエイションを特集する編集方針が話題を呼ぶ。


MdN2015年4月号 特集「乃木坂46――歌と魂を視覚化する物語」



2月11日(月・祝)13:30~
「美術作品は語る」
千住 博 (日本画家)

せんじゅ・ひろし 東京藝術大学大学院修了。第46回ヴェネツィア・ビエンナーレ東洋人初の名誉賞(イタリア)。第6回光州ビエンナーレ(韓国)。第5回成都ビエンナーレ(中国)。瀬戸内国際芸術祭。第56回ヴェネツィア・ビエンナーレ。平成28年度外務大臣表彰。薬師寺「平成の至宝」に選出され、収蔵。メトロポリタン美術館(ニューヨーク)常設展示。イサム・ノグチ賞。「高野山金剛峯寺襖絵完成記念千住博展」全国巡回展開催中。日米特別功労賞(ニューヨーク日本商工会議所)。


高野山金剛峯寺の襖絵を制作中



2月16日(土)13:30~
「交通線上のアート」
篠原 資明 (哲学者、詩人、美術評論家)

しのはら・もとあき 高松市美術館館長、京都大学名誉教授、京都市立芸術大学客員教授、国立美術館運営委員。哲学者としては、あいだ哲学を提唱し、詩人としては、方法詩を提唱・実践する。また、1980年代から現代アートの批評・展覧会の企画などにも携わる。著作に、『空海と日本思想』(岩波新書)、『差異の王国―美学講義』(晃洋書房)、『まず美にたずねよ―風雅モダンへ』(岩波書店)、『あいだ哲学者は語る―どんな問いにも交通論』(晃洋書房)など。


新刊書、2018年



2月17日(日)13:30~
「私の発想の種の拾い方」
大森 謙一郎(プロダクト・デザイナー)

おおもり・けんいちろう 1975年東京都生まれ。日本大学芸術学部デザイン学科卒。木工・金属加工・樹脂加工などを用いた試作を自ら行い、素材と製造についての可能性を追求。「身体の動きを考慮し、心を動かすモノ作り」=「MOVING DESIGN」をコンセプトに家具・生活用品・工芸品などの企画から製造、販路開拓におけるデザイン業務及びディレクションなどに従事。2007年より日本大学芸術学部デザイン学科工房担当。


SINAFU
2013/我戸幹男商店
シンプルで山中らしいウッドボウルとのお題を頂き、1200年以上前から湯治客を招き、高度なろくろ技術を受け継ぐ山中のおもてなしの具現化を考えた。盛付けを崩すことなく美しくしなやかに料理が出せるようにするため、木器ならではの持ち易い形が生まれました。
photo : Tomoharu NISHIMURA




2月23日(土)13:30~
「資源的人の建築」
塚本 由晴(建築家・東京工業大学教授)
講演者の都合により、講演は塚本由晴先生に変更になりました。

つかもと・よしはる 1965年神奈川県生まれ。東京工業大学工学部建築学科卒。 貝島桃代と1992年にアトリエ・ワンの活動を始め、建築、公共空間、家具の設計、 フィールドサーベイ、教育、美術展への出展、展覧会キュレーション、執筆など 幅広い活動を展開。ふるまい学を提唱して、建築デザインのエコロジカルな転回 を推進し、建築を産業の側から人々や地域に引き戻そうとしている。 近年の作品に、ハウス&アトリエ・ワン、恋する豚研究所、栗源第一薪炭供給所、 みやしたこうえん、BMW Guggenheim Lab、などがある。
東京工業大学教授。


Lakeside dancers’ club at Horst



SNS

Facebook、Twitterでは、ここでしか知ることのできない制作の様子や裏側、イベント情報をリアルタイムで発信しています。是非、ご覧ください。
お気軽にフォロー、シェアもお待ちしております。

GEIBUN10 Facebookはこちら

GEIBUN10 twitterはこちら

学生インタビュー

卒業・修了制作展に向けて、日々制作や研究に励む学生たちにインタビューをしました。彼らが見つけた、きらめく「手がかり」を随時お伝えいたします。
GEIBUN10 Facebookはこちら

造形芸術コース


山田 千晶
『自分らしくあること』
乾漆技法による動物彫刻の制作をしています。今回は、ほぼ実物大のキリンを制作中です。乾漆という漆の伝統的な技法を用いています。中が発泡スチロールで、キリンの形に彫刻したものに麻布を漆で貼り重ね、その上に漆の下地を重ねています。

山口 真奈
『岐路』
実家の近くの風景をモノトーンで描いています。 電線のように遠くまで続く「未来」、そこで毎日のように遊んだ思い出「過去」をテーマとしています。電線を見た時に、ずっと、いろんな家や自分の知らない未来につながっているようなイメージを感じたんです。

水口 真佑
『羨望の塊』
下半身がクラゲの女の子を描いています。クラゲは同じような姿で群れており、その様子はとても幻想的です。そして現代の女の子は、オシャレをしたり化粧したり、雑誌を見て流行りの髪型にして、みんな同じような見た目になっています。

デザイン工芸コース


高橋 由莉
『ωon`der』
犬の歩くモーションを、機構を用いて作ることです。元々こういうカラクリ系が好きで、授業でCADとか、そういう設計系のソフトが使える、扱えるようになったので、より楽しみが増してこれを卒業制作にしたいと思いました。

辻合 ひかり
『向こう側には、』
精密鋳造における線描表現の追求です。ワックスの盛り付けによる線描表現が副題になっています。私は、自分の好きな画風と自分の手から出てくるものが違っていて、自分の“手”が好むものをやってみたいと思ったんです。

湯澤 花菜
『乾漆蒔絵飾り箱ウミウシ』
ウミウシというのがテーマの土台になっています。これは単純に、私がウミウシが好きだからです。 蒔絵は卒制で絶対にやりたいと思っていました。蒔絵の絵柄は、お花など植物と、変形菌という菌類、イソギンチャクやサンゴの全てを融合させて盛り込みました。

デザイン情報コース


島田 瑞季
『ゆうぞら駅市のブランディング』
富山の地域活性化を卒業研究のテーマにしたいと考えていました。ゆうぞら駅市の2018年の開催に向けて、デザイン面でも一緒に盛り上げる人を探していると富山市の活力都市創造部富山駅周辺整備課の方に声をかけていただき、テーマにしました。

佐藤 天太
『架空書架ー新しい"体験型謎解きゲーム"の提案ー』
謎やストーリーの制作に始まり、新しい体験型謎解きゲームの制作を行っています。卒業研究を行うにあたり、従来の体験型謎解きゲームに新しい要素を加えたいと思い、”Search&Action”というシステムを考案しました。

山下 斐子
『紙と花』
紙を使ったドライフラワーの飾り方の提案をしています。私は趣味でドライフラワーを作っているのですが、自分で作る中でもっとドライフラワーを手軽に飾り付け、生活空間に花を添えることはできないかと考えるようになったんです。

建築デザインコース


高橋 智章
『団地延命 -地域・住民・世代を繋ぐ-』
団地のイメージ刷新に取り組んでいます。高齢者にとって必要な団地を残すために延命という手法を提案して、団地が建設された当初の目的や役割のずれを、コミュニティや住環境などの側面から、現代にフィットさせたいと思っています。

加美 桃佳
『蓄熱性能を利用した空調機の高効率運用に関する研究』
私の所属する堀研究室では、2020年に予定されている省エネルギー性能適合の義務化を大きな背景とし、4人での一連研究を行っています。一連研究の中で私は、蓄熱性能を利用した空調機の高効率運用に関する研究を行っています。

芸術文化キュレーションコース


広田 晴南
『写真を通じた身体表現 現代芸術における裸体表現の考察』
裸体表現は古代から絵画や彫刻などでされてきました。写真技術の誕生以来、芸術においても写真を表現手段に用いた作品があらわれるようになります。写真の裸体表現が現代社会においてどういった意義をもつのか研究しています。

卒業/修了研究・制作集

富山大学芸術文化学部 卒業/修了研究・制作集 がダウンロードできます。
在庫のある制作集は郵送での販売もあります。
ダウンロードされたファイルの全部または一部を無断で複写、複製することは、著作権法上の例外を除き禁じられています。複写を希望される場合は、必ず発行者までご連絡ください。電子ファイルはデータ容量を軽減するため解像度を落としています。色彩イメージや図面精度は本誌と異なります。

富山大学芸術文化学部 卒業研究・制作/
芸術文化学研究科 修了研究・制作集 平成29年度
発行日:平成30年3月20日
画:富山大学芸術文化学部
集:富山大学芸術文化学部卒展委員会
掲載作品数:約120点
裁:A4判(W210xH297mm)163ページ
格:3,300円(税抜)

富山大学芸術文化学部 卒業研究・制作/
芸術文化学研究科 修了研究・制作集 平成28年度
発行日:平成29年3月13日
画:富山大学芸術文化学部
集:富山大学芸術文化学部卒展委員会
掲載作品数:約120点
裁:A4判(W210xH297mm)167ページ
格:3,300円(税抜)

富山大学芸術文化学部 卒業研究・制作/
芸術文化学研究科 修了研究・制作集 平成27年度
発行日:平成28年3月10日
画:富山大学芸術文化学部
集:富山大学芸術文化学部卒展委員会
掲載作品数:約120点
裁:A4判(W210xH297mm)184ページ
格:3,300円(税抜)

富山大学芸術文化学部 卒業研究・制作/
芸術文化学研究科 修了研究・制作集 平成26年度
発行日:平成27年3月10日
画:富山大学芸術文化学部
集:富山大学芸術文化学部卒展委員会
掲載作品数:約120点
裁:A4判(W210xH297mm)184ページ
格:3,300円(税抜)
Geibun6会場風景

富山大学芸術文化学部 卒業研究・制作/
芸術文化学研究科 修了研究・制作集 平成25年度
発行日:平成26年3月4日
画:富山大学芸術文化学部
集:富山大学芸術文化学部卒展委員会
掲載作品数:約120点
裁:A4判(W210xH297mm)179ページ
格:3,300円(税抜)
Geibun5会場風景

富山大学芸術文化学部 卒業研究・制作/
芸術文化学研究科 修了研究・制作集 平成24年度
発行日:平成25年3月4日
画:富山大学芸術文化学部
集:富山大学芸術文化学部卒展委員会
掲載作品数:約120点
裁:A4判(W210xH297mm)183ページ
格:3,200円(税抜)
Geibun4会場風景

富山大学芸術文化学部 卒業研究・制作集 平成23年度
発行日:平成24年3月5日
画:富山大学芸術文化学部
集:富山大学芸術文化学部卒展委員会
掲載作品数:約120点
裁:A4判(W210xH297mm)189ページ
格:3,200円(税抜)
Geibun3会場風景1 Geibun3会場風景2

富山大学芸術文化学部 卒業研究・制作集 平成22年度
発行日:平成23年3月4日
画:富山大学芸術文化学部
集:富山大学芸術文化学部卒展委員会
掲載作品数:約120点
裁:A4判(W210xH297mm)184ページ
格:3,200円(税抜)

富山大学芸術文化学部 卒業研究・制作集 平成21年度
発行日:平成22年3月5日
画:富山大学芸術文化学部
集:富山大学芸術文化学部卒展委員会
掲載作品数:約120点
裁:A4判(W210xH297mm)184ページ
格:非売品

購入方法

富山大学出版会ホームページ

こちらの書籍は「富山大学出版会」が取り扱っております。
富山大学出版会ホームページよりご注文ください。